ワイルドストロベリー~不思議な花屋の独り言~
「夜中の1時ですか…」



御主人様のいう来店時間は絶対だ




予約が入っているわけではない



「瑞生どうした?私の早起きが珍しいか?」


ケラケラと煙草を吸いながらカレーライスと
おねだりモードで吸い込まれそうになる漆黒の瞳
をキラキラさせる


瑞生は一つ溜息をつき
1時まで機嫌を損ねないようにと自分に喝をいれる



不思議な花屋

ガロピーヌ

主人の気分にお店が開きお客が来店



そして…お客様は…





瑞生は椿に向けて


「椿様…時間潰しで飲みすぎませんよう」


クスッと笑いこの後起こるであろう不思議な出来事に心を踊らせる瑞生がいた…
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