婚前同居~イジワル御曹司とひとつ屋根の下~
その言葉に反論しようと開いた唇を、あっさりと塞がれてしまう。
今までされたどのキスより強引で乱暴で、ただ熱く深いキスに、脳天が痺れるように麻痺し始めた。
その間も、樹さんが私の胸を触ってるのがわかる。
ブラの中に差し込まれた大きな手が、胸の形を変えるくらい大きく強く蠢いて、親指が敏感に尖った先端をクリクリと攻撃してる。
「んっ、うっ……!」
わずかに唇が離れるタイミングで、そんな声が漏れた。
必死に身を捩りながら、私は樹さんの唇からも手からも逃れようとする。
だけど、樹さんにかかれば私なんてほんと、幼稚園児のようなもの。
彼は容赦なく私を簡単に乱していき……。
「うっ……ふ、ふううっ……」
キスをされたまま、私は涙を流していた。
それに気付いたのか、樹さんが唇を離し息をのむ気配を感じた。
同時に、私の胸から手の感触も消えていく。
自分の肌で樹さんの温もりが遠のくのを感じて、ホッとした瞬間、嗚咽のような声が漏れた。
溢れ出た涙が目尻を伝い、耳の方に流れていく。
「……帆夏」
小さく私を呼ぶ声が、呆れてるようには聞こえないけど。
「ご、ごめんなさ……」
ギュッと目を閉じたまま、つっかえながら謝ると、樹さんは私の手をようやく解放してくれた。
今までされたどのキスより強引で乱暴で、ただ熱く深いキスに、脳天が痺れるように麻痺し始めた。
その間も、樹さんが私の胸を触ってるのがわかる。
ブラの中に差し込まれた大きな手が、胸の形を変えるくらい大きく強く蠢いて、親指が敏感に尖った先端をクリクリと攻撃してる。
「んっ、うっ……!」
わずかに唇が離れるタイミングで、そんな声が漏れた。
必死に身を捩りながら、私は樹さんの唇からも手からも逃れようとする。
だけど、樹さんにかかれば私なんてほんと、幼稚園児のようなもの。
彼は容赦なく私を簡単に乱していき……。
「うっ……ふ、ふううっ……」
キスをされたまま、私は涙を流していた。
それに気付いたのか、樹さんが唇を離し息をのむ気配を感じた。
同時に、私の胸から手の感触も消えていく。
自分の肌で樹さんの温もりが遠のくのを感じて、ホッとした瞬間、嗚咽のような声が漏れた。
溢れ出た涙が目尻を伝い、耳の方に流れていく。
「……帆夏」
小さく私を呼ぶ声が、呆れてるようには聞こえないけど。
「ご、ごめんなさ……」
ギュッと目を閉じたまま、つっかえながら謝ると、樹さんは私の手をようやく解放してくれた。