ひと月の妹

(早乙女佳澄さん・・・)

秘書さんと付き合っていると思うけど・・・

まぁ、私が話さなくても司さんは

気がつくだろうけど・・・

おばさまは気がついてないのかな?

「おばさまの望みも理解はできるので

お兄さんの最終判断に任せます。」

「おばさまも司さんが決めたのなら

最後にはきっと受け入れるのでしょう?」

「早乙女佳澄さんには、寛容さをお見せに

なられるといいかと思いますよ。」

「まさか?付き合っている方が・・・」

「おばさま、わたしにはダメ!が力強かったのに・・・」

「他の方の色恋にはお気づきではないのですか?」

あきれた!

 

 

 
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