ひと月の妹
「兄さん、準備できたよ。」
「ああ」
「それじゃ、頂こう。」
「肉じゃが、煮魚」
「美味しいぞ」
「駒田さんに伝えておくね。」
「ご飯に味噌汁にお香」
「みんな美味しいぞ」
「それも駒田さんに伝えておくね。」
「星(アカリ)、お前は何をしたんだ?」
「温めてよそって運んだよ。」
「今後せっかくだから料理も少しできるようになるといいな。」
「うん」
髪の毛をくしゃくしゃされた。
デザートも美味しく食べて 兄さんは機嫌良く帰っていった。