ひと月の妹
わたしは・・・
圭さんから内緒話を聞いた。
ゴクリ・・・
いやぁ~~~~~~(恥)
22歳
嘘だと思いたい
「お酒は飲むな!」
圭さんは、私にそう言った。
わたしは圭さんを後ろから抱きしめながら
「わたし悪い人じゃないの?」
「あなたの人生に他の女性がでてこないの・・」
「圭さん、わたし今後、あなたの浮気を黙認すべき?」
「・・・」
圭さんは、正面を向きなおして
「浮気はいらない」
とわたしを抱え上げると初めて足で激しく蹴ってドアを開けた。
その夜の寝室の灯りは消されることはなかった・・・