ひと月の妹
「圭さん、美味しいものを食べに行こう」
わたし達は手を繋いで仲よく出かけた。
笑い合って、ふざけ合って、愉しんで
世界に私たちしかいないみたいに過ごそう
そうやって私たちの前を一歩一歩進もう。
わたしが歩く道にあなたがいる
君が歩く道に僕がいる
それが幸せだということ
「圭さん、あなたが好き」
「僕も君が好きだ」
「圭さん、わたし、これからたくさんあなたを愛するから」
「僕は君をずっと愛している」
「僕は、これまでも、これからも君を変わらず愛してる」
「もう、愛の重さはあなたが
上なんだから わたし、頑張って追いつかなきゃ」
「君が僕のそばにいてくれるだけでいいよ」
「それだけで僕はとても幸せな人になれるから」
「わたしを好きになってくれてありがとう」
「僕の方こそありがとう」