ひと月の妹
星(アカリ)と飯を食べに行ったり
いつもの時間
車はもっと頑丈な奴にしないとなぁ~
人の車には あまり 乗らないように
星(アカリ)に伝えた。
「兄さん・・・」
部屋で二人っきりのとき
星(アカリ)がオレに抱きついてくる。
きっと怖かったんだなぁ~
オレは星(アカリ)の頭を軽くポンポンしてやり
「大丈夫だ!おまえは助かったんだから」
「亡くなった他の人たちの分もちゃんと生きろ!」
オレがそう言ってやると
星(アカリ)は オレを見つめて
「うん」と小さく肯いた。