DVな彼とあたしの恋
電気が消える。

あたしは体全体が熱くなっていた。

「ヨリ。」

その声が愛おしい。
いつの間にか友喜も裸になっていて、友喜の体も熱かった。

「ちゃんとゴム付けるから。安心して。
ヨリが好きだよ。」

「…友喜。」

毎日毎日、繋がる事が出来ないのがもどかしかった。あたしだけ気持ちよくなるのが耐えられなかった。

友喜の気持ち良さそうな顔が、嬉しくてたまらない。友喜の肌が気持ちいい。

なぜか、あたしの目からは涙が止まらなかった。

やっと一つになれた。


…友喜が好き。
< 15 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop