DVな彼とあたしの恋
「おはよ。」
声をかけて揺らしてみる。
「う〜ん。」
って…起きない。
抱きつかれてて身動きがうまくとれない。

「ねぇ、起きて。」

「やだぁ…。」
子供みたいな声を出して、ギュっと抱きしめてきた。
ドキドキしてしまった。
朝立ちしてるし。

こんな事は、初めてだった。
でも、なぜか愛おしくなって、あたしは後ろから抱きしめられたまま、また寝る事にした。


どーせ今日は休みなのだ。
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