ハチャメチャハイスクール
はじめに。
俺は如月瑠璃亜。
鬼龍高校2年。ちなみにA組。
見た目は明るめの茶髪で制服は着崩している。
成績は常にトップ。
昔から見た目のせいでよく喧嘩を売られたりもした。
そのせいかいつの間にか俺の周りにはチャラいやつばかり寄ってくる。
学校には行くが授業をサボり屋上で過ごすことも。
そんな俺みたいなやつらが集まっているのがA組である。
キーンコーンカーンコーン
教師「では授業を始めます。教科書を開いて・・・」
そう教師が声をかけてもごく一部の人間しか教科書を開こうとしない。
みな好き勝手おしゃべりをしたり・・・
男子生徒1「なあなあ。この間のドラマ見た?」
男子生徒2「みたみた。あれマジで最高だよな!」
机の上に雑誌を開いて
女子生徒1「ねえねえ。このモデル超かっこよくない?」
女子生徒2「超イケメン!!!!」
授業中とは思えない情景がこのクラスには広がっている。
教師「・・・。」
誰も自分の話を聞こうとしないこの状態が苦痛で教科書を閉じ教師は教室から出て行ってしまう。
瑠璃亜「またこいつもダメか」
俺はぼそっとつぶやいた。
涼夜「おーい。瑠璃亜どうしたの?」
瑠璃亜「別に。」
涼夜「ふーん。またセンコー変わるのかな?
咲人「マジで?これで何人目だよ(笑)」
瑠璃亜「どうだろうな。」
楽しそうに話すこいつらは涼夜と咲人。
俺と咲人と涼夜は1年の時に同じクラスになって気が合い今では常に一緒にいる。
涼夜こと神崎涼夜は俺と同じで見た目はチャラいが成績はいい。でも可愛い子には目がない。
咲人こと龍崎咲人は見た目はチャラく頭は悪いが優しくて情に熱い。
そんな俺らがいるこのクラスは毎日問題ばかり起こすから教師達も頭を悩ませている。
今までだって何人もの教師がこのクラスを見てきたが、皆ストレス等で辞めてしまった。
しかしこのクラスに新たな教師がやってくる。
果たして問題児ばかりのA組を変えてくれる事は出来るのか。
…
翌日
俺はいつも通り学校へ行った。
教室
涼夜「瑠璃亜おはよう!」
咲人「今日も来るのおせーよ(笑)」
瑠璃亜「おはよう。咲人だってたまに遅刻すんだろ(笑)っていうかまだ授業の時間でもないし!」
涼夜「たしかに(笑)」
咲人「うるせーな(笑)朝は眠いんだよ!」
そんな他愛なない話をしていると…
ガラガラガラ
突然教室の扉が開く。
一斉に皆の視線が扉の方に集まる。
そして1人の女性が入ってくる。
女性「皆おはよう!今日からこのクラスの担任になる事になった城田彩だ。」
教室内が一斉に静まり返る。
女性は教卓の前に立ち不思議そうに言った。
女性「あれ…?なんで黙るんだよ!」
瑠璃亜「いきなり知らないやつが入ってきたら黙るだろ。」
俺はボソッと呟いた。
女性「あっ!確かにそうだな!まあとにかく私が今日からこのクラスの担任だからよろしく。」
涼夜「どうせまたすぐに辞めんだろ!なあ瑠璃亜。」
瑠璃亜「だろうな。だから名前なんて覚える気ねーし。」
咲人「そうだね。」
クラスの全員が一斉に首を縦にふった。
彩「えっ?ちょっと!それってどういう意味?」
彩は彼らが言ったことの意味がわからずにいた。
涼夜「あんた校長から何も聞いてないの?」
彩「何を?」
涼夜「本当に何も知らねーんだな。なら教えてやるよ」
涼夜はそう言うと自分の席からスッと立ち上がりゆっくりと歩き出した。
そして彩の前に立ち
涼夜「このクラスの担任お前で3人目。」
彩「えっ?まだ2年になって5ヵ月だよ?」
彩は動揺を隠せない様子。
涼夜「1人目は1ヵ月もしないうちに。2人目は先週辞めてった!詳しい情報は知らねーけど(笑)」
そう言って涼夜は自分の席に戻っていく。
瑠璃亜「だから俺らは誰が担任になろうが関係ないんだわ」
咲人「そういうこと。だからあんたもせいぜい頑張りな!」
咲人がそう言うと他の生徒も馬鹿にしたように笑い出した。
そしてチャイムが鳴り、彩は職員室に戻った。
咲人「あいつどうする?」
瑠璃亜「まあ様子みてみようぜ!」
涼夜「1発やらかすか」
涼夜は怪しげな笑みを浮かべた。
鬼龍高校2年。ちなみにA組。
見た目は明るめの茶髪で制服は着崩している。
成績は常にトップ。
昔から見た目のせいでよく喧嘩を売られたりもした。
そのせいかいつの間にか俺の周りにはチャラいやつばかり寄ってくる。
学校には行くが授業をサボり屋上で過ごすことも。
そんな俺みたいなやつらが集まっているのがA組である。
キーンコーンカーンコーン
教師「では授業を始めます。教科書を開いて・・・」
そう教師が声をかけてもごく一部の人間しか教科書を開こうとしない。
みな好き勝手おしゃべりをしたり・・・
男子生徒1「なあなあ。この間のドラマ見た?」
男子生徒2「みたみた。あれマジで最高だよな!」
机の上に雑誌を開いて
女子生徒1「ねえねえ。このモデル超かっこよくない?」
女子生徒2「超イケメン!!!!」
授業中とは思えない情景がこのクラスには広がっている。
教師「・・・。」
誰も自分の話を聞こうとしないこの状態が苦痛で教科書を閉じ教師は教室から出て行ってしまう。
瑠璃亜「またこいつもダメか」
俺はぼそっとつぶやいた。
涼夜「おーい。瑠璃亜どうしたの?」
瑠璃亜「別に。」
涼夜「ふーん。またセンコー変わるのかな?
咲人「マジで?これで何人目だよ(笑)」
瑠璃亜「どうだろうな。」
楽しそうに話すこいつらは涼夜と咲人。
俺と咲人と涼夜は1年の時に同じクラスになって気が合い今では常に一緒にいる。
涼夜こと神崎涼夜は俺と同じで見た目はチャラいが成績はいい。でも可愛い子には目がない。
咲人こと龍崎咲人は見た目はチャラく頭は悪いが優しくて情に熱い。
そんな俺らがいるこのクラスは毎日問題ばかり起こすから教師達も頭を悩ませている。
今までだって何人もの教師がこのクラスを見てきたが、皆ストレス等で辞めてしまった。
しかしこのクラスに新たな教師がやってくる。
果たして問題児ばかりのA組を変えてくれる事は出来るのか。
…
翌日
俺はいつも通り学校へ行った。
教室
涼夜「瑠璃亜おはよう!」
咲人「今日も来るのおせーよ(笑)」
瑠璃亜「おはよう。咲人だってたまに遅刻すんだろ(笑)っていうかまだ授業の時間でもないし!」
涼夜「たしかに(笑)」
咲人「うるせーな(笑)朝は眠いんだよ!」
そんな他愛なない話をしていると…
ガラガラガラ
突然教室の扉が開く。
一斉に皆の視線が扉の方に集まる。
そして1人の女性が入ってくる。
女性「皆おはよう!今日からこのクラスの担任になる事になった城田彩だ。」
教室内が一斉に静まり返る。
女性は教卓の前に立ち不思議そうに言った。
女性「あれ…?なんで黙るんだよ!」
瑠璃亜「いきなり知らないやつが入ってきたら黙るだろ。」
俺はボソッと呟いた。
女性「あっ!確かにそうだな!まあとにかく私が今日からこのクラスの担任だからよろしく。」
涼夜「どうせまたすぐに辞めんだろ!なあ瑠璃亜。」
瑠璃亜「だろうな。だから名前なんて覚える気ねーし。」
咲人「そうだね。」
クラスの全員が一斉に首を縦にふった。
彩「えっ?ちょっと!それってどういう意味?」
彩は彼らが言ったことの意味がわからずにいた。
涼夜「あんた校長から何も聞いてないの?」
彩「何を?」
涼夜「本当に何も知らねーんだな。なら教えてやるよ」
涼夜はそう言うと自分の席からスッと立ち上がりゆっくりと歩き出した。
そして彩の前に立ち
涼夜「このクラスの担任お前で3人目。」
彩「えっ?まだ2年になって5ヵ月だよ?」
彩は動揺を隠せない様子。
涼夜「1人目は1ヵ月もしないうちに。2人目は先週辞めてった!詳しい情報は知らねーけど(笑)」
そう言って涼夜は自分の席に戻っていく。
瑠璃亜「だから俺らは誰が担任になろうが関係ないんだわ」
咲人「そういうこと。だからあんたもせいぜい頑張りな!」
咲人がそう言うと他の生徒も馬鹿にしたように笑い出した。
そしてチャイムが鳴り、彩は職員室に戻った。
咲人「あいつどうする?」
瑠璃亜「まあ様子みてみようぜ!」
涼夜「1発やらかすか」
涼夜は怪しげな笑みを浮かべた。