雨の恋〜たった一つの傘〜【短編】




「ねぇ…先帰ってて!!」

あたしは、友達にそう別れを告げて彼の所まで走って行った。


黒い傘を握り締めながら。














ピシャッ


































「…傘持ってないんですか?」


彼は、あの時とは違う服を着ていた。









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