Dear...
「ありがとう。」
やっと涙を止めた私はうつむきながら言った。

「いえいえ、、当たり前だよ、」
そう言って君は少し笑った。


「えーと、お名前は??」
「え、俺の名前しらないの?(笑)」
「もしかしてどこかでお会いしてます?? ごめんなさい。コンタクトおとしてしまってよく見えなくて、、、」

「なーんだ、そういうこと(笑)」


??
こんな声の人知り合いにいたっけ??

「あっ!そうだ!ハンカチ!すみません… どうやって返せば…??」

考え込んだ君はすこし意地悪そうに

「また会えるからその時でいいよ。」

そう言ってタクシーをよんでくれてそのまま歩いていってしまった。

なんか不思議な人だった。
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