好きになっちゃった
告白
私が力に目覚めたのは20歳の時。
周りにある石は浮き風を呼び、雨を降らすことができた。
それだけじゃない。
言葉で相手を操ることもできた。
最悪殺すこともできるだろうって言われた。
簡単に言って言霊の力みたい。
初めて力を使ったのは付き合っていた彼に対してだった。
別れ話を持ち出したら私を無理やり・・・っ犯して殺そうとした。
身を守るために私は力を相手にぶつけてしまった。
それからは力を使わないように生きてきた。
愛華にはバレてしまったけど決して使わないと決めてたんだ。
でも愛華が危ないと思ったら無意識に力を使ってた。
自分の命が危ないなんて考えずにね・・・
「・・・自分の命が危ないってどういうこと?」
「半年前、隆太さんにある薬を無理やり飲まされたんです。その薬の副作用で激しい運動は出来ないし、すぐに身体を壊してしまう。今は薬で抑えていますけどいつまで持つか分からないです。医者が言うにはあと一年生きられるか分からないそうです」
「そんな・・・」
「ある薬ってなんだ?」
「・・・一種の麻薬です」
「麻薬!?」
「はい」
「治す事は出来ないのか」
「・・・一つだけ方法はあります。ですが・・・私には到底無理ですね・・・」
「方法って?」
「アメリカに薬物専門の医者がいるそうなんです。その人に見てもらえれば希望はあります」
「なら見てもらおうよ!」
「無理です」
「何でだよ!?」
「アメリカに行くのにどれくらい費用がかかると思っているんですか。それに治療費などもかかります。何より私の身体には飛行機で長時間なんて耐えられません」
「じゃあどうすんだよ!?」
「私はこのまま愛華と過ごしたいです。残された時間が限り少ないなら私は愛華といたい」
「りあちゃん・・・」
「・・・い」
「?レイくん?」
「諦めない。俺はお前を救ってやる。絶対に諦めない!」
「何を言ってるんですか。そんな事・・・」
「できる!お前を諦めてたまるか」
「璃亜ちゃん。僕は医者だよ。璃亜ちゃんが望むならその命助けて上げることが出来るよ」
「どうするんだ璃亜?」
っ!
何なん・・・
この男たち。
諦めないって・・・
無理に決まってる
だけど私を救ってくれるなら・・・
生きることが出来るなら・・・
私は幸せなれる?
愛華ともっと一緒にいられる?
私はもっと愛華といたい。
「璃亜?」
「・・・いきたい。私はまだ生きていたい!」
「決まりだ。璃亜、お前は俺達が救ってみせる!」
「当然だな!!」
「任せなよ璃亜ちゃん!」
私は泣きそうにったのをぐっと堪えた。
聞こえない心の声で私「ありがとう」と言った。
周りにある石は浮き風を呼び、雨を降らすことができた。
それだけじゃない。
言葉で相手を操ることもできた。
最悪殺すこともできるだろうって言われた。
簡単に言って言霊の力みたい。
初めて力を使ったのは付き合っていた彼に対してだった。
別れ話を持ち出したら私を無理やり・・・っ犯して殺そうとした。
身を守るために私は力を相手にぶつけてしまった。
それからは力を使わないように生きてきた。
愛華にはバレてしまったけど決して使わないと決めてたんだ。
でも愛華が危ないと思ったら無意識に力を使ってた。
自分の命が危ないなんて考えずにね・・・
「・・・自分の命が危ないってどういうこと?」
「半年前、隆太さんにある薬を無理やり飲まされたんです。その薬の副作用で激しい運動は出来ないし、すぐに身体を壊してしまう。今は薬で抑えていますけどいつまで持つか分からないです。医者が言うにはあと一年生きられるか分からないそうです」
「そんな・・・」
「ある薬ってなんだ?」
「・・・一種の麻薬です」
「麻薬!?」
「はい」
「治す事は出来ないのか」
「・・・一つだけ方法はあります。ですが・・・私には到底無理ですね・・・」
「方法って?」
「アメリカに薬物専門の医者がいるそうなんです。その人に見てもらえれば希望はあります」
「なら見てもらおうよ!」
「無理です」
「何でだよ!?」
「アメリカに行くのにどれくらい費用がかかると思っているんですか。それに治療費などもかかります。何より私の身体には飛行機で長時間なんて耐えられません」
「じゃあどうすんだよ!?」
「私はこのまま愛華と過ごしたいです。残された時間が限り少ないなら私は愛華といたい」
「りあちゃん・・・」
「・・・い」
「?レイくん?」
「諦めない。俺はお前を救ってやる。絶対に諦めない!」
「何を言ってるんですか。そんな事・・・」
「できる!お前を諦めてたまるか」
「璃亜ちゃん。僕は医者だよ。璃亜ちゃんが望むならその命助けて上げることが出来るよ」
「どうするんだ璃亜?」
っ!
何なん・・・
この男たち。
諦めないって・・・
無理に決まってる
だけど私を救ってくれるなら・・・
生きることが出来るなら・・・
私は幸せなれる?
愛華ともっと一緒にいられる?
私はもっと愛華といたい。
「璃亜?」
「・・・いきたい。私はまだ生きていたい!」
「決まりだ。璃亜、お前は俺達が救ってみせる!」
「当然だな!!」
「任せなよ璃亜ちゃん!」
私は泣きそうにったのをぐっと堪えた。
聞こえない心の声で私「ありがとう」と言った。