お前が俺を忘れても 俺はお前を愛してる
俺にはその子の笑顔が眩しいすぎて、目をそらすように下を向いた…


すると、その子は俺の目の前でしゃがみこみ


「じゃあ、私が友達になってあげる!!」


「…」


そんな突拍子も無いことを急に言われ、俺は唖然としながら、その子の顔を見た。


「私が友達になってあげるんだよ!笑顔にならずにはいられないよねー!」


なんていいながら両腕を腰につけ。今にも、「えっへん」とゆう効果音が出そうなそぶりに、俺はおもわず笑ってしまった。




「あああ!」


「え…」


その子がまた急に大声を出すのでびっくりしていると


「初めて笑ってくれた!!」


「あ…」


俺自身もすごく驚いた…


母さんが死んでしまってから1度も笑ったことなんてなかったのに…

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