た い よ う
次の日、学校。
あたしは休み時間、長谷川と如月と渚と4人で集まっていた。
長谷川と渚は何事も無かったかのように仲良く話している。
「結局、文化祭の出し物ステージ借りれるようになったぜ」
如月はあたしに言ってきた。
「良かったねっ!あ、そうそう詞考えてきたよ」
「マジで!?早っ」
「うん。けど曲は付けてない…てか分かんない。」
「あ、そこらへんは壮が詳しいよ」
「そーなんだっ」
「壮ーっ、ゴメンけど美波が作った詞に曲付けてくんない?」
渚と話していた長谷川はコッチを向いて
「いいよ」
とだけ言った。