た い よ う

「お前うざい。消えろ。」
「消えんしーてか消えれるものなら消えたいしー」
「人間気合で消えれる!人間やれば出来る!」
「じゃあ手本見せてよ」
「う…あたしは出来ないのだ。しかしお前なら出来る筈だ!行け!」
「何処へだよ」
あたし達は軽口を叩く。
いつも通りの会話。
「2人とも面白っ。文化祭で漫才でもやれば?」
「「なんでやねんっ」」
…ハモった。見事に。
「息ぴったりじゃん」
…不覚だ。非常に。
「じゃあ予算何処落とす?」
如月が話を元に戻してくる。
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