拷問ゲーム
「おい、美優。

お前、何でドブ川なんて見てんだよ。

暇なのか?」




美優がその気なら、オレは美優を連れて、遊びにいってもいい。




オレはどうせ、無職のろくでなしだ。




時間なら、いつだって腐るほどある。




オレはそう思って、美優のとなりにしゃがんで、美優の顔をのぞき見た。




そしたら美優は、目を真っ赤にして泣いていた。




それを見たオレは、無神経な態度で美優に訊いた。
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