拷問ゲーム
〈 止めろよ!

ふざけんな! 〉




美憂が振り下ろしたナタが、オレの顔面に迫っていた。




拷問椅子に固定されてるオレに、逃げる術なんて何もない。




美憂が振り下ろしたナタは、勢いよくオレの顔面にめり込んだ。




その瞬間、真っ赤な血が辺りに飛び散り、
オレは気絶しそなほどの痛みを感じながら、世の中に絶望していた。




今、この瞬間に、オレと美憂の物語は終わったんだって……。
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