拷問ゲーム
「それじゃ、オレが今から、拷問ゲームのルールを丁寧に教えてやろう。

ルール1。

拷問ゲームは二人のゲーム参加者で行う。

ルール2。

拷問ゲームには先攻と後攻があり、二人のゲーム参加者は、拷問者により交互に拷問を受ける。

ルール3。

拷問ゲームの参加者は、奴隷のような存在だ。

だからゲーム参加者は、拷問者には逆らえない」




オレは藤城が口にするふざけたルールを聞きながら、背中に冷たい汗が流れ出した。




もしかしたら、オレはとんでもないゲームに参加してしまったのかもしれなかった。




美優を守るためとは言え、ゲームのルールがひどすぎた。
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