拷問ゲーム
「誰もやらねぇなんて、言ってねぇだろ!

やるよ!

やってやるよ!

どうせ勝つのはオレだ!

条件なんて関係ねぇ!」




「藤城ちゃん、こいつおもしれぇな。

むきになっちゃってよ。

おもしれぇ。

本当におもしれぇよ」




志村はそう言って、オレを指差して、ケラケラと笑った。




「高木も大和田も、ゲーム内容に不服がないなら、ゲームを始めようじゃないか。

まず二人には、鉄製の首輪をしてもらう。

おい、中川。

いつもの首輪を持ってきてくれ」




藤城がそう言うと、中川はリビングから出ていった。
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