拷問ゲーム
藤城がオレたちの紹介を終えたとき、リビングに中川が鉄の首輪を持って戻ってきた。




「中川、そいつをよこせ。

今から参加者の首につけるからよ」




藤城は、その鉄製の首輪を受け取り、ニヤリと笑った。




「高木、大和田。

早速、この鉄製の首輪をつけてみろ」




藤城はそう言って、鉄製の首輪をオレたちに手渡した。




「この鉄製の首輪は何のためにするんだよ」




オレは冷たい鉄製の首輪を手にすると、藤城に言った。




「その鉄製の首輪はな、お前たちが悪さをすると、電気が流れるようにできてるんだよ。

おもしれぇだろ?

これでお前らは、オレの言いなりだぜ」




藤城はそう言って、ニヤリと笑った。
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