拷問ゲーム
「さぁ、今から楽しいくじ引きだぜ。

今、ここに二本の棒がある。

それでよ、この棒の先に色が塗ってあるだろ。

一本は赤で、もう一本は青だ」




藤城はそう言って、二本の棒を色が塗ってある場所を隠して握ると、
その二本の棒を手のひらでこねくりまわした。




「どっちが先にくじを引いてもいいぜ。

赤が先攻、青が後攻だ。

この拷問ゲームは、運も大切なんだぜ」




藤城はそう言って、またサディスティックな笑みを浮かべた。
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