拷問ゲーム
「良く言ったな、高木。

お前は男だぜ」




そう言って、オレの肩をポンポンと叩いた志村をオレはにらみつけて、叫んでいた。




「さっきから、何なんだよ!

うぜぇぞ、このハゲ!」




「何だと、このクソガキ!」




志村はそう怒鳴ると、オレの胸ぐらをつかんで、オレをにらんだ。




「志村、止めとけ。

そいつをいたぶるのは、このオレだ。

こんなとこで、高木を殴るな!」




「藤城ちゃんがそう言うなら……、仕方ねぇけどよ」




志村はそう言って、オレの胸ぐらから手を放した。




「生意気なガキだぜ。

まぁ、藤城ちゃんの拷問で、すぐにギブアップするだろうけどよ」




「高木、それじゃ行こうか。

拷問部屋によ。

これから楽しい拷問ゲームの始まりだぜ」
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