拷問ゲーム
藤城の部下が部屋のドアを開け、オレはその部下たちに囲まれて部屋を出た。




「これからお前が行くところは、拷問部屋だ。

一生残る素敵な記憶をオレがお前にプレゼントしてやるよ。

これから一緒に楽しもうじゃねぇか。

なぁ、高木」




オレは藤城の言葉を聞いて、胃がキリキリと痛み出した。




オレが拷問部屋に着いたら、もう誰もオレを助けてはくれない。




オレは一人で苦痛と戦うことになる。




美優の未来を守るために。
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