詰まらぬ日常の一コマ
牛について考えて居たが、それは人間とて同じ事ではなかろうか。

ただもくもくと。

ただもくもくと。


私は、彼ら、牛達に、人間を見て居たのかもしれない。



そんな事を考えて居ると、仕事がもう終わる時間だ。
私は朝から、モォニングを食べに職場近くのファミリィレストランへと向かう。
これが日課だ。

そこでは特別美味くも無ければ不味くも無い食事がだされる。

私はメンソォルの煙草をふかしながら、食事が運ばれて来るのを待って居る。

そうして、腹を満たす為に飯を食らい、茶を啜り、何となく時間の過ぎるのを待って居る。
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