ねぇ先生もう一度抱きしめて。
でも、榛に告白されて好きになった。


好き?


でもまだ彼氏って存在がよくわからない。なんとなく榛はお兄ちゃんって感じなのかも。。



「おまたせっ!」


急いで靴を履いて外に出る。


「おせー!でもポニーテール可愛いから許す。」


ポニーテールは榛が好きな髪型だった。


高校までは歩いて30分。


歩きながら榛はいつも面白い話をしてくれる。


アタシはいっつも榛の隣にいた。


「ったく聞いてんのかよ??」


また怒られた。


でも榛と同じ高校に入れて安心してる。


誰もいないのは嫌だったから。


< 2 / 13 >

この作品をシェア

pagetop