大好きです


あれから、しばらく 毎日を過ごすのに必死で、泣かない様に決めても、窓から見えるお兄ちゃんの家や、二階のお兄ちゃんの部屋が目に入る度 涙が勝手に溢れての繰り返しで、、。


そんな毎日を送る中でも、受験は待ってくれなくて。

そろそろ進路をしっかり決めないといけない。

私は、お兄ちゃんの側にいる事しか考えていなくて、あわよくばお兄ちゃんのお嫁さんになるのは私、、、。

なんて考えていたから、進路をきちんと考えて来なかったんだ。

もうすぐお兄ちゃんの結婚式。 私 。今はまだ実感湧かなくても 向かいに帰ってくるお兄ちゃんとお嫁さんをちゃんと見る自信がない。

お兄ちゃんは、社会人になると同時に家を出て1人で暮らし始めた。

だから、まだお兄ちゃんとお嫁さんになる人のツーショットを目にした事は無い。

実際、この目にしたら私。どうなっちゃうんだろぅ。

いっそ、遠い街に行ってしまいたい、、、。
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