桜色は君の星
そんな私は小さい頃から必要とされなかった。



『唯一神(ゆいか)!!お前なんて出ていけ!!』



ピシャン



寒い冬の中…家から追い出された私は行くところがなくさまよっていた。



『ねぇ、君…こんな時間に何やってるの?』



『お兄さん…私を…誘拐してください!!』



『えっ!?とりあえず…俺の家近いからいこうか…』
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