桜色は君の星

『はーい』



ガチャ



『実夢（みゆ）…』



『颯汰…私…颯汰のことが好き！！だから、追いかけてきちゃった…』



『俺も…俺もお前のこと好き…付き合ってくれる？』



『うん！！』



ギュッ



私は、颯汰に抱きついた。



颯汰も私を抱きつけた。



その時、唇に何かが触れた気がした。



颯汰の唇だった…



唇はすぐに離れてまたすぐに触れた。



キス…



大好きな颯汰とキス…しちゃった。



次のキスの時は口の中に何かが入ってきた。



舌？



なんか意識が飛びそう…



唇と唇の間に電流が走るような感触が伝わってくる。



私は、颯汰と2人で暮らそうかな？



二人でいれば幸せになれる気がするな…