桜色は君の星
『真依、また100点だったの!?』



『うん…』



『私なんてまた50点以下取っちゃったよ…』



『ちーちゃんは、運動できるから羨ましいよ…』



『そんなことないよ!!』



『また明日ね…バイバイ!!』


『うん!!バイバイ!!』



千早(ちはや)と真依(まい)は、それぞれ分かれた。



『は~…真依は、いいなぁ…』



ため息混じりにつぶやくといつもと違う道並みにいた。



『こんなところにこんな店なんてあったっけ?』



『能力変換の店アビリティー?面白そう!!とりあえず入ってみよっかな?』



チャリン…



『能力変換の店アビリティーへようこそどんな能力をお求めですか?』



(綺麗な人…)



『あっえと…能力ってどういう事ですか?』



『財産や頭脳…運動能力…全ての人間が生まれ持った才能を他人と交換することができます。』



『私の友達の柏木真依(かしわぎまい)の頭脳が欲しいんですけど…』



『また明日その子を連れていらっしゃい…』



『はい…』
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