桜色は君の星
『ねぇ、写真ないってどういうこと?』



『だから、彼女嫌がったから実物見せるって…』



『えっ?本当?この学校?』



『うん…』



『今、見たい。』



ガタッ



グイッ



『こいつ…』



『小…金井…くん…』



『なっ、雫』



『はい…』



『プッマジで辺里さんなわけ?』



『小金井くんってブス専なんだね(笑)』



『私の方が可愛いよ。』



ギュッ



そう言いながら、クラスメイトの恵那は小金井くんに抱きついた。



ドンッ



『あのさぁ汚れた手で俺に触れないでくれる?』
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