桜色は君の星
『鈴原君はクラスで浮いていていじめられていたんだよ…』



『えっ…でも、あんなに元気そうで!!』



『それでね…ある日、鈴原君のお父さんの形見の双眼鏡を男子が壊して…』



『えっ?酷い!!その後星夜君は?』



『鈴原くんは自殺したの…』



『う…そ…』



星空の頬を大粒の涙がこぼれてくる。



『その様子じゃ知らなかったのね…』



『だって、告白して返事まだ聞いてないのに…いつ自殺したんですか?』
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