桜色は君の星
それから、毎日私たちのニセ恋愛が始まった。



そんなある日、私が本気で小金井くんを好きなことがバレてしまった…



『雫、お互い本気で好きになるのはなしって約束だったよな?』



うそ…あっけなく終わってしまった…



これだから、私に恋愛は無理なの…



私はひとり夕日に照らされた教室に残り途方に暮れている。



これで最後にする…



そう胸にとどめて小金井くんの席に座った。


んっ?ノート?クスッ小金井くんノート忘れてる…



私はノートをパラパラめくり始めた。
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