桜色は君の星
やっと…



これで…やっと…楽になれる…



あないにいじめられるぐらいなら…



死におる方がマシやわ…



ここから…飛び降りよったら…



楽になれはる…



もう…



これで終わりにしよう…



ヒュッ



そう思い込み麻莉子は、自分の体を窓の外へと飛び込ませた。
< 240 / 298 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop