桜色は君の星
俺はなんであんなことを言ってしまったんだろう…



あの時に戻れたら戻りたい…



あのあとから蛍とは話さなくなった。



蛍はあいかわらずいじめられていた。



俺が助けてれば蛍はあんなことにならなかった。



蛍はあのあと、自殺したんだ。



そう思いながら一人で帰っていた。



自然と足が運んだのは蛍が好きだった場所…



空を見上げると綺麗な星が散りばめられてる。



手入れが行き届いてないせいか周りは草だらけ…



そんな中…ホタルがいっぱい飛んでる。



なんて綺麗なんだろう…



そう思い橋から飛び降りた。



これでやっと蛍と同じ場所に行ける…
< 287 / 298 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop