桜色は君の星
生まれた子には、 飯嶋雪望と名付けた。
この子だけは…
この子だけはあの、悪魔みたいな母親から守り抜く!!
ママ友から聞いた話だと虐待を受けて育った子は自分の子供にまで虐待をしてしまうらしい。
私もいつ雪望に手を上げてしまうかと不安な日々を過ごしていた。
そんなある日、いつもは機嫌がいい雪望が泣き止まなくなった。
『雪望、泣き止んでよ。近所に怪しまれちゃうよ。』
私はその時、とっさに横に落ちていたハンカチをつかみ雪望の口を塞いだ。
『お願い!!黙ってよ…』
はっ
『ゲホッ…ゴホッ…ゴホッ』
私、この子に…雪望に虐待してしまうかもしれない…
この子だけは…
この子だけはあの、悪魔みたいな母親から守り抜く!!
ママ友から聞いた話だと虐待を受けて育った子は自分の子供にまで虐待をしてしまうらしい。
私もいつ雪望に手を上げてしまうかと不安な日々を過ごしていた。
そんなある日、いつもは機嫌がいい雪望が泣き止まなくなった。
『雪望、泣き止んでよ。近所に怪しまれちゃうよ。』
私はその時、とっさに横に落ちていたハンカチをつかみ雪望の口を塞いだ。
『お願い!!黙ってよ…』
はっ
『ゲホッ…ゴホッ…ゴホッ』
私、この子に…雪望に虐待してしまうかもしれない…