桜色は君の星
学校が終わると、私はありすの家に入った。



『ただいま!!』



『お帰りなさいませ!!』



えっ?召使だけ?両親は?



『あの、お父様とお母様は?』



『今日も仕事が忙しいようで…』



『そう…夕飯できてる?』



『はい』



ここでも、誰にも気にされないで一人のご飯か…



やっぱりどこの家でもひとりなのかな?



大人はいつも喧嘩に仕事…



私と遊んでくれたことなんてない!!



家族で仲良くしたいのに!!



いっそ死のう…
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