桜色は君の星
切なくもえるバタフライ
僕の名前は萌(もえ)。



男なのに女の子みたいな名前…



よく女の子に間違えられるルックス…



僕はそれが嫌だった。



名前なんて親の自己満足に過ぎない。



僕は親が嫌い…



生まれたあとの僕には見向きもしない親が…



腐って冷たい…親が…



『僕も同じだけどね…』



そう呟いて再び町中を歩き出す…



グゥ〜



今日は朝から何も食べてないからお腹空いた…



んっ?あの子の持っているパン美味そう…



そうだ…



『ねぇ、君こっち来て!!』



『なんだよ!!』



路地裏に連れ込んだ後は…殴って殴って殴り回す。



すると、パンをくれる。



日本は子供に優しくて子供の将来が守られている…



おかげで僕みたいな子供は殺したって許される…
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