桜色は君の星
『えっ?』



『忘れてるのはお前だろ!!俺は、お前を助けたかったんだ!!お前が好きだから…』



ズキン



そうだよ…思い出した!!



『ごめんね…渚…でも、後戻りはできない…だから、私が死ぬね?』



グサッ



私の体を痛みが走った。



私の体から血が流れた時にはもう倒れた後…



甘く切ない小さな恋はあっけなく終わってしまった。



俺の大切な人は死んでいった。



嘘だと言ってくれよ!!



今は二月だろ?



「二月の君は嘘をつく」んだろ?



もう、失恋に変わる…
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