キミの隣、笑顔のあなた




「いやいや、3人がいたから優勝で来たんだよー!
 バスケは5人でするものだからね!」

ね?と茉子が笑顔で、わたしの方を向いた。

「私も楽しかった!ずっとこのメンバーでやりたいって思っちゃう。」

残念ながら、3人とも文系なので、それは叶わないんだけど。

「そうだよね、やりたい!
 でも最高の思い出になったと思う!」

「だねー!楽しかった。」

那美ちゃんと唯香ちゃんが、葉菜ちゃんと顔を見合わせながらそう言ってくれた。

「ありがとう!」

その言葉にうれしくなって、笑顔で葉菜ちゃんたちにお礼を伝えた。

こちらこそ、私なんかとプレーをしてくれてありがとう、という気持ちを込めて。




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