キミの隣、笑顔のあなた





「茉胡にとっては、体育祭よりも大事なことが今日はあるでしょ。」

「いやー!まあ、そうなんだけどね。体育祭も楽しみだよ!!」

えへへとうれしそうに頬を緩ませる茉胡を見て、何とも言えない気持ちが心の中を支配する。

体育祭への想いを馳せながら話し続け、いつものように、学校へと着いた。










————今日、茉胡は澄にいに告白する。




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