キミの隣、笑顔のあなた

茉胡side







ザッ、ザッ、ザッ————————


うちが今見上げている時計は、ちょうど5:00を指した。



———————ドキドキドキドキドキ

1-3の教室で、1人で待っているうちの心臓はもう、破裂してしまいそうだ。



ドキドキドキドキドキドキ————————



タッタッタッタッ



「悪いっ!」




—————―っ!


「あっ!いいえ。」




息を切らしてやってきたこの人に、うちは今から、告白をする。





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