キミの隣、笑顔のあなた





うーん?とご飯を食べる手も止めて、一生懸命考えている茉胡。

「別にどっちでもいいんじゃない。」

笑いながら言ってしまい、若干どうでもいい感が出たように感じたが、本人はさして気にしていない様子だからまあ、いいかな。

「んー・・・。
 ってあれ?そう言えば、どうして茉依が附田先生の誕生日知ってるの?」



——————ドキッ

しまった。

幼馴染だから、誕生日くらい知っててあたりまえだけど。

茉胡は、私に幼馴染がいることは知っているけど、澄にいが幼馴染だって知らないから。





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