キミの隣、笑顔のあなた






何にしよーかなあ、と悩んでいる茉胡は、優柔不断的に悩んでしまうあの嫌な感じの悩み方ではなく、本当に楽しそうに選んでいる。

そんな茉胡を見ていると、澄にいへの想いを口に出すことはできないくせに、一生懸命戦っている茉胡を応援しながら、嫉妬している本当に自分は最低なやつだなと気づかされて、本当に嫌になる。



あーダメダメ。私も何かいろいろ見よう。

それにしても、澄にいへの誕生日プレゼントか。

んー、私だったら何をあげるかな・・・。

もう何年あげてないだろう。

まあ、今年もあげれないし。





—————————いや、あれ?待てよ。




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