キミの隣、笑顔のあなた



そして今に至る。

何も行動は起こせてないけど、わずかな奇跡にかけて。

来年、同じクラスになれたら、運命だと思って、頑張ってみようと思っている。

だから、今は、こうやって近くにいる姿を見るだけで...


昔の事を思い出していたら、いつの間にか、またAチームの順番になっていた。

「はい、Aチーム戻ってー!!すぐやるよー。」

マネージャーに呼ばれて体育館に入る。

その時チラッと校舎裏のほうをみた。


・・・そこに、彼女はもういなかった。






悠弥side END
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