キミの隣、笑顔のあなた
・・・文化祭。
前日祭の日、去年はやらなかった澄にいたちのバンドが復活した。
ギターを弾いて、上手に歌う澄にいへの歓声は、体育祭の時の佐伯くんの時ぐらいだった。
隣で茉胡が膨れていたが、そんな姿もかわいかった。
当日、模擬店で私のクラスはいろんなものを売った。
・かき氷
・焼き鳥
・お好み焼き
・ポテト
・サンドアイス
売り上げも上々で、味の評判もよかった。
結果は2位だった。
1位のクラスと500円差。
とっても悔しかった。
でも、楽しかったから、結局いい思い出だ。
後夜祭、初めて純粋に花火を楽しんだ。
ミス&ミスターコンテストもちゃんと聞いてたし、模擬店・クラス展示の発表もちゃんと聞いていた。
生徒会の人たちは、司会が上手で、何もしなくても本当に楽しかった。
そして、クライマックスの花火。
空に打ちあがる、きれいな花火を秋に見ることができていることに感動した。
3年間のどの文化祭もそれぞれに思い出があって、濃い3日間だった。
面接練習の時、澄にいに当たったことがあった。
びっくりしたけど、何も考えず、大学受験のことだけ考えて臨んだ。
それまでも教科連絡以外で全然話していなかった。
そしてこの時も、ほとんど話をせず、面接練習だけをして終わった。