キミの隣、笑顔のあなた
はじめはお兄ちゃんかと思った。
でも、歩き方からしてお兄ちゃんではない。
———————澄にいだ。
お兄ちゃんと同い年で、お兄ちゃんみたいな幼馴染。
お兄ちゃんと私と澄にいは小さいころからよく遊んでいた。
歳が離れてる私だけが取り残されないよういつも私を入れて遊んでくれていたし、わからないことは何でも教えてくれていた。
そんなお兄ちゃんと澄にいが大好きだった。
私が中学上がってからは、3人で遊ぶことは減っていたけど、私がレギュラーで試合に出てるって知ったら応援にも来てくれた。
そんな澄にいに、彼女が・・・。