キミの隣、笑顔のあなた
だから私は、何事もないように普通に話をしてるつもりだけど、
「ん。そうなの?
それはまた長い電話だね。」
「だよね!いやうちもね、澄さんに・・・」
—————————ッ。
ダメだ。私。名前聞くだけでこんな風になるなんて。
——————ズキズキズキズキ
それでも、私の胸の痛みは止まらない。
「・・・い?まい?茉依?」
「・・・!?
ん?なに?」
ぼーっとしてた私は、茉胡から呼ばれているのにも気づかなかった。