キミの隣、笑顔のあなた




財布から、諭吉さんや樋口さん、野口さんまでいなくなってしまうのは悲しいが、楽しいから結果オーライ、だね。

「勝った方がお昼おごりね!」

「え、私の誕生日会でしょ?茉胡が払ってくれないの?」

「勝負事には、関係ありませーん!!」

いくよー!とそのまま元気に支持されたレーンへと歩いていいく茉胡。


・・・お金が。

バイト始めてよかった。


そう思いながら、茉胡を慌てて追いかけた。



「次はあっちに行きたい!」

私が指さしたのはスポーツができるエリア。

いつもはこんなにはしゃがない私が、こんなにはしゃいでいるのは・・・

「茉依って、ボーリング得意だったっけ?」

ボーリングほぼほぼ初心者の私がボーリング対決に見事勝利をしたからだ。




< 62 / 361 >

この作品をシェア

pagetop