キミの隣、笑顔のあなた




「今日の主役は茉依だから、茉依がやりたいのからやりましょう!」

さっきまで落ち込んでいたのに、いつの間にか元気になった茉胡がそう言ってニコニコ笑いながら口をもぐもぐさせている。

「よし、やろっかー!!」

「うん。」

お昼ごはんもいったん食べ終え、茉胡の声で、テニスから楽しむことにした。




「づがれだーーーーーー」

テニスに始まり、1on1やローラースケートなど、とりあえず私たちができるものはすべて遊んで、いつの間にか時間は夕方に差し掛かろうとしていた。

「でも、楽しかったよ。久しぶりに思いっきり体動かせて、体もすっきりした。」

「だねー!!ここじゃなくても、定期的にどっかで体動かそーよ!!」

「そうだね、それいい。」


そう会話しながら、私たちが向かうのはカラオケエリア。



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